子連れで小笠原諸島の父島母島の大自然を楽しむ10日間の旅の体験談

透き通る青い海の中で泳ぐイルカの群れ

※この記事にはプロモーションが含まれています

小笠原旅行に行きたいと長い間あこがれていたのですが、少しゆっくり滞在したいと思うと10日間は必要。

仕事をしながらではなかなか小笠原旅行に行くチャンスがありませんでした。

娘が2歳の頃、転職することになり、前の職場を辞めてから次の職場に移る間に「どこかへ旅行に行かなければもったいない!」と思い、ついに小笠原諸島に行くことにしました。

パパは10日間も休めないとのことで、母娘2人旅となりました。

今回は、2歳の娘と小笠原旅行に行った体験談を紹介します。

みい

今しか行けないところに行っておこう!7月の小笠原はベストシーズン。娘と大自然を満喫したいな

目次

旅行会社は「小笠原ツーリスト」

うみ

一人旅や、島の旅行にも慣れていたため、最初は自分で船の予約や宿の予約をしようと思っていたのですが、小笠原旅行では、船の時間や、宿泊先の様子など、ネットでは情報が乏しくて難しかったため、「小笠原ツーリスト」という旅行会社をみつけて相談することにしました。

「小笠原ツーリスト」は小笠原諸島の父島に会社を構える小笠原旅行専門の旅行会社で、ローカルな情報が豊富です。

まず、父島と母島の両方に行きたかったので、どちらに何泊するのがいいか、父島と母島のどちらに先に行くのがいいのかという相談に乗っていただき、船のスケジュールなどを考慮して母島に2泊、父島に4泊することになりました。

ホテルではなくて、海まですぐに散歩できるアットホームな民宿のようなところがいいと希望したり、2歳児でも楽しめるアクティビティについて質問すると、一つ一つ丁寧に答えて下さり、とても心強かったです。

アクティビティについて、シーカヤックを提案されました。

最初は2歳児とシーカヤックなんて危なくないのかな…と心配していたのですが、「小学生のお子さんがいる男性の方が担当で、子育て経験があって子ども好きなので、小さなお子さんがいても安心ですよ。海も小さなお子さんと楽しめるような安全な場所ですよ。」と事前に教えて下さり、とても安心して申し込みをしたのを覚えています。

みい

小笠原ツーリストさんは現地の会社だから、具体的な情報があるから安心。細かなリクエストにも快く応じてくれてとても助かりました!

小笠原諸島の旅行にはとってもおすすめな旅行会社です!

おがさわら丸で24時間の船旅

おがさわら丸

小笠原へのアクセスは、飛行機がないので「おがさわら丸」という船でしか行くことができません。

竹芝桟橋から父島の二見港まで24時間の船旅です。

船に乗り込むときに、大きめのリュックを背負い、紙おむつ1パックをくくりつけたスーツケース転がし、2歳児の手を引きながら、船に乗り込みました。あまりに荷物が多いので、ベビーカーの持ち込みはあきらめて、娘が歩けなくなった時のために念のため抱っこひも持参で行きました。

みい

小笠原には、気軽にオムツを買えるような場所は少ないです。あったとしてもとても高いので、オムツは多めに持参した方が絶対にいいです!

おがさわら丸 ファミリールーム

おがさわら丸ファミリールーム案内

おがさわわ丸にはいくつかの部屋のタイプがあります。

私たちが乗船した7月の時期には、2等客室の一つが「ファミリールーム」となっていました。

夏休みなどの期間にはファミリールームが用意されるそうです。

ファミリールームには事前予約が必要でした。

ファミリールームは子連れのファミリーが集まる大部屋のようなお部屋です。

周りのご家族と世間話をしたり、ちょっとトイレに行きたいときには誰かが娘をみていてくれたり、子どもが泣いたりしても「お互い様」という温かい雰囲気で居心地がよかったです。

ファミリールームは、子連れでおがさわら丸を利用される方にはおすすめです。

デッキからイルカが見えた!

デッキで海を気持ちよく眺めていると、イルカの群れを発見!

天気がいい日は、デッキで海を眺めるのもとても気持ちが良いです。

慌てて動画を撮ったけど少ししか撮れなかったのが残念。

船内にはキッズルームもあります

船内にはキッズルームもあり、それほど広くはありませんが、キッズルームでおもちゃで遊んで過ごすこともできます。

部屋でのんびり過ごしたり、外に出て海を眺めたり、レストランで食事をしたりと退屈することなく24時間を過ごすことができました。船の揺れも少なくて快適でした。

小笠原諸島 母島の旅

母島

ははじま丸で母島へ

おがさわら丸では父島の二見港に到着。母島の沖港へは、ははじま丸に乗り換えて更に2時間の船旅です。

二見港に到着後、すぐに母島に向かう船(ははじま丸)に乗り換えることになっていました。

乗り換えの間にお昼ご飯を調達しようと、2歳のなあと100m先の小さな売店に向かったのですが、なあが途中で道端のお花に気を取られたり、歩かなくなってしまったりしてしまい、母島行の船の出航時間ギリギリになってしまいましたが、なんとか間に合い乗船できました。

母島は島民450人ほどの小さな小さな島です。

宿に到着すると、1階のお部屋に通してもらいました。もともと予約した時には、2階のロフト付きの部屋しか空いていなかったのですが、部屋にロフトがあると娘が登りたがって危ないなと思い、小笠原ツーリストの方に相談して、1階の部屋の方と交換していただいたお部屋でした。

到着後は近くの海までお散歩。

天気が良く、青い空に透明度が高い海が広がっている景色は最高でした。そして夜は満点の星空に感動しました。

母島 島内観光

翌日は、島内観光をお願いしました。

車で母島を一周して案内してもらい、豊かな自然と静けさを堪能しました。

途中、北港という何もない小さな港で一人でシュノーケリングをしている男性をみかけました。

ガイドさんが「ここの海は、母島で一番きれい」と言うので、私も海に入りたくて仕方がなくなったのですが、この日は、海に入る準備をしていなかったので、なくなく断念。

次に訪れるときには絶対にこの場所でシュノーケリングをしてみたいなと思っています。

この北港という場所は、母島の中で携帯電話の電波が届かない場所で、100円専用の衛星電話の公衆電話がポツンと1台置かれているのも印象的でした。

きれいな海でじゃぶじゃぶ水遊び

小笠原旅行で楽しみにしていたことの一つ。

それは、娘と透き通った美しい海でじゃぶじゃぶ遊ぶこと。

島内観光の後は、「脇浜なぎさ公園」までお散歩して、海で楽しく遊ぼうと思っていたのですが、またまた、海にたどり着くまでにぐずってしまい、予定よりずいぶんと時間がかかってしまいました。

ようやく海に入ると、娘はご機嫌でした^^

ははじま丸乗船時の忘れられない出来事

翌日、父島へ向かうために、再びははじま丸に乗るために乗船所に入ろうとしたときに、娘のイヤイヤが始まってしまってしました。

乗船所の入口でわーわー泣いて動かなくなってしまい、入るに入れず、手続きもできず…。

何とかなだめようと試みたのですが機嫌が直らず、そうこうしているうちに乗船時間も近づいてきてしまって途方にくれていると、一人の奥様が「私がみていましょうか?」と声をかけて下さいました。

「お言葉に甘えて、ちょっと手続きだけさせてもらおう。でもこんなにぐずっている状態で任せちゃって申し訳ないな…」と思いつつ、ささっと手続きを数分で済ませて外に出ると、ウソのように穏やかな娘の姿にびっくり。

手にはアヒルのシールを持ってにこにこ笑顔のなあ。

「何かの時に役に立つかもしれないと思って、何年も財布にシールを入れていたんです。お役に立てて良かったです。」と奥様。

本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

私も、こんな時にそっと差し出そうと、シールを持ち歩くようになりましたが、なかなかここぞ!というチャンスがなくて、まだそのシールの出番はないです。

小笠原諸島 父島の旅

小笠原諸島 父島

えっ、2人で来たの?

父島ではロックウェルズというゲストハウスに泊まりました。

ゲストハウスに到着し、入り口付近のリビングでオーナーのお兄さんとお話していると、近所の奥様がやってきました。

2歳児を連れた私を見て、「ご主人はお出かけ?」

「主人は家で留守番してます(笑)2人で来ました」

「じゃあ、この島にお知り合いでもいるのね」

「知り合いはいないんですー」

「じゃあ、リピーターさんだ!」

「いえ、初めて来ました。ずっと来てみたかったんです^^」

「えっ??」

と母娘2人で来ていることをとても驚かれたのが印象的でした(笑)

アットホームでお料理がおいしい快適なゲストハウスでした。

父島 島内観光

小笠原海洋センター

ウミガメのえさやり

翌日、島内観光を申し込んでいました。

車で島内を案内していただきました。

その日のお客さんは私たちだけだったので、小さな子どもでも楽しめそうなところを中心に回っていただきました。

小笠原海洋センターはアオウミガメの保護と増殖を目的としている施設です。

ウミガメの展示を見たり、ウミガメのえさやりを体験したりしました。

ウミガメの卵、赤ちゃん、子ども、大人へと育てて、海に放流しているとのことです。

小笠原水産センター

入場無料の小さな水族館です。未就学児には十分楽しめました^^

ナイトツアー

森の中で夜の野生動物の生き物を観察したり、光るキノコを見つけたり、エイが集まってくる海に連れていってもらったりと、とても充実した楽しいツアーでした。

天気が良ければ満点の星空も楽しめるようです。

世界で一つのハンカチづくり

親子で染物体験

大自然の中で、葉っぱや手形で形をとり、染物をする体験をしました。

娘と、そこらへんに生えている植物の気に入った形の葉っぱを採ってきて、並べて色をつけました。

子どもの手の小ささが良い思い出になるなと思っています。因みにこの頃の娘は、保育園の帽子しか被ってくれず、どこへ行くにもこの帽子を被っていました^^;

シーカヤック

出発前から、楽しみでもあり、少し不安でもあったシーカヤック。

事前情報通り、子どもの扱いに慣れたお兄さんが担当してくれました。

海も、湖のように穏やかで波もなく、小さな子供でも安心して楽しめました。

シーカヤックで湾の向こう岸まで渡り、岸でしばらく休憩。

その間にも貝殻拾いをしたり、お兄さんに島での生活の様子を聞いたりして楽しく過ごせました。

そして再びカヤックで岸に戻りました。

なあも終始ご機嫌で、楽しそうに海の水を触ったりしていました。

シュノーケリング

宿泊先のロックウェルズは海の目の前。

午前中に出かけ、お昼に戻るとなあはお昼寝タイム。

この頃のなあは、1度眠ると2~3時間は起きなかったので、宿のオーナーさんに声をかけて、なあの様子を気にかけてもらい、一人で急いで宿の前でシュノーケリング。

短時間だったけど、小笠原の海に入れて満足!

あこがれの南島!

小笠原の観光、絶景ポイントとして有名な南島。

南島は父島の南西に浮かぶ小さな無人島。

南島は、日差しを遮るものがなく、長時間直射日光にさらされるとのことで、2歳児を連れていくのは無理と断念しました。

ある夜、宿で食事をしていると、他のお客さん達が、このイルカの写真を見せてくれました。

その日、南島に行って、最高の透明度の海でイルカにたくさん出会えたそうです。

今回は行くことができなかったけれども、いつか娘が大きくなって、シュノーケリングが楽しめるようになったら、また来たいな。

娘は現在小1で、まだ全然泳げないので「しっかりと泳げる子に育ててあげなければ!」と思っています。

小笠原から無事帰宅

最終日、再びおがさわら丸に乗り込み東京へ。

24時間の船旅も慣れたもので、あっという間に感じました。

大満足な小笠原旅行になりました。

小笠原10日間の母娘旅 まとめ

緑

小笠原諸島へ旅行は、子連れでも十分に楽しめますので、機会があれば是非行ってみてもらいたいです。

島には商店が少なく、物価が高く、品ぞろえも豊富ではないので、必要なものは事前に用意をして必ず持って行った方が良いと思います。

南島への観光を楽しみにされている方は、お子さんが小学生くらいになってからの方がいいのではないかなと思います

他にも母娘でいろいろなところに旅行しています^^

\憧れの世界一周クルーズ/

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この記事を書いた人

密かに小2娘の知育を頑張るママ
塾なし中学受験を目指してます
これは知育におすすめ!
と思ったことを発信しています。

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