子どもがいつか進路を選ぶときに、「理科が苦手だから文系しかない」と考えて欲しくないと思っています。
理科は、動物や植物、空や天気、物質、人体などなど生活の中にある身近なものばかり。
身近なのに、なぜか難しいと感じてしまうのが理科。
「理科系の分野がおもしろい」と思えるように意識して子どもと関わってきました。
現在小2の娘は、動物や植物、元素や天体が大好きで、科学館にもよく行きます。
「理科」という科目は小学3年生から始まります。
3年生から始まる理科に備えて、「幼児~低学年のうちに楽しくできる理科のおうち学習」についてまとめてみました。
- 理科が得意な子どもに育てたいと思っている
- 中学受験の予定がある、または中学受験を検討している
- 子どもに理科に興味をもってもらいたいと思っている
- 子どもと一緒に理科を楽しみたい
理科関連の絵本の読み聞かせ
科学絵本の世界100
自分自身、理科が苦手だったという思いから、理科に関するような絵本をたくさん読んであげたいなと思っていた時に、先輩ママさんから教えてもらったのが「科学絵本の世界100」という本です。
この本には、100冊の「かがく絵本」が紹介されています。
数、時間、コンピューター、人体、動物、植物、天体、自然、社会のしくみなど、子どもたちの「なぜ?」「不思議!」に応える厳選された100冊です。
100冊の「かがく絵本」のそれぞれの表紙と説明が載っているので、これは面白そうだなとか、娘にはまだ難しそうだなとか参考にしながら選んだ本を、図書館に予約するようにしていました。
次々と読んでみましたが、どれもワクワクしたり、なるほどー!と思える素晴らしい絵本ばかりでした。
知育を頑張るご家庭には、一家に一冊あると重宝すると思います!
↓とってもおすすめの本です。
福音館書店「かがくのとも」シリーズ
「ぐりとぐら」や「ばばばあちゃん」の福音館書店から発売されている絵本は良質なものばかりで、とても気に入っています。
その中でも特にお気に入りなのが「かがくのとも」
・3~5歳向けの「ちいさなかがくのとも」
・5~6歳向けの「かがくのとも」
「かがくのとも」には2種類があります。
どの本も小さな子どもでも科学を身近に感じられて、分かりやすい内容になっています。
毎月1冊ずつ自宅に届く定期便もあります。
1冊440円、年間5280円とリーズナブル。
我が家は図書館で借りてくることが多かったのですが、毎月届くのもいいなと思っています。
理科の勉強法の基本は観察
理科の基本は、なんといっても「観察」。
普段何気なく歩いている通りや、いつも遊んでいる公園にも、よく観察してみると様々な季節の植物があります。
そしてその周りには、昆虫たちが暮らしています。
お散歩にポケット図鑑や虫めがねを持って行き、「このお花きれいだねー。なんていうお花なのかな」「ちょっと虫めがねでよく見てみようか」なんてお話すると、子どもの目はキラキラ輝き、楽しいお散歩になります。
幼児のお散歩に1番使えるのは、こんな感じの植物のポケット図鑑です↓
昆虫が大好きなお子さんはこちらもおすすめです↓
「かんたん工作」「かんたん実験」を楽しもう
最近はSTEAM教育の流れもあり、工作や実験はもっとも頭が良くなる遊びの一つだと言われています。
おうちにある材料で手軽にできる工作や実験を紹介している本もたくさん出ていますので、是非おうちに工作や実験の本数冊と材料を常に用意しておくのがおすすめです。
雨の日など、今日はおうちで過ごそうという日に、「今日は工作(実験)でもやろうか!」と言うと、子どもはとっても喜びますし、とても充実した時間になります。
幼児期に簡単な工作や実験を日常的に楽しんでいる子が小学生になると、自分で学校の図書室で工作の本を借りてきて、本を読みながら一人で作れるようになります。
「えっ、これ自分で作ったの?」と驚かされるようになりますよ^^
科学館や博物館に行こう
科学館や博物館には、子どもも楽しめるような科学の展示や体験コーナーなどが必ずあります。
お近くに科学館や博物館があるようであれば、年間パスポートがあるととても便利です。
よく調べてみると、有名なところ以外にも、マイナーで規模の小さな科学館や博物館があったりします。
実家を訪れる時や、旅行先の街でも「近くに穴場の○○館がないかな?」と調べて、立ち寄ってみるのも良いと思います。
科学館をもっと楽しんで学びを深めるヒントはこちらから↓
近くの施設の小さなイベントを活用する
近くの地域センターに置かれている自治体のチラシや、小学校からもらってくるお便りを隅々まで見ていると、近所で理科の芽を育ててくれるようなイベントがちらほらあります。
少し大きな公園では、「自然観察会」や「星空観察会」などを開催してくれたり、科学館では「工作」や「実験」のワークショップがあったり…。
しかもそれらは、無料だったり低料金だったりするので本当にありがたいです。
ぜひ、チラシ類は細かくチェックしてみることをおすすめします。
近くに科学館などがあれば、ホームページもこまめに見てみると、楽しいイベントが見つかるかもしれません。
耳からの学習法 理科社会ソング
「七田の理科社会ソング」は、幼児教育で有名な「七田式」から発売されている「理科と知識がすべて歌になっているCDとテキストの教材」です。
隙間時間にかけ流すだけで、いつの間にか覚えて思わず口ずさんでしまい、社会科、理科の知識がいつの間にかラクに頭に入ります^^
子どもの頃に聞いた歌って、丸ごと覚えてしまうってことがありますよね。
↓理科(生物・地学・物理・化学)、社会科(世界地理・日本地理)の5種類があります。
理科ソングには、植物、動物、人体、天体、天気などの理科の知識の歌が32曲も入っています。
最初は、「CDだけ買えば良かったかなー」なんて思っていたのですが、文字が読めるようになり、改めてテキストで歌詞を確認しながらCDをかけ流すと、記憶の定着がグッとあがった実感がありましたので、今はテキストも買っておいてよかったなと思っています。
幼児期からCDをかけ流し、小学校低学年くらいになって文字をすスラスラと読めるようになったらテキストで歌詞を確認するという使い方が一番いいのではないかなと思います。
こんな風に、いろいろなことに「聞いたことある」→「少し知ってる」→「理解する」→「記憶にしっかり定着する」という作業を、繰り返すことをしてあげたいなと思っています。<
オーディブルで理科系のお話を聴く
Audible(オーディブル)とは、書籍を、プロのナレーターが読み上げてくれてるオーディオブックです。すなわち、オーディオブックとは、「耳で聴く本」です。
オフライン再生もできるので、移動中や作業中など「いつでもどこでも」「効率的に」本を聴くことができます。
↓このような、理科に関する本もたくさん入っています。
オーディブルには、他にも知育に適した魅力的なコンテンツがいっぱいありますので、是非試してみることをお勧めします。
↓オーディブルについてはこちらに詳しく書いていますので参考にしてください^^
オーディブルは30日間の無料体験ができます。
無料体験後は月会費1500円がかかりますが、30日で解約をすればもちろん無料です。
いつでも退会可能ですのでお気軽にお試しいただきたいです。
\ いつでも退会可能 お気軽に! /
低学年までの理科のおうち勉強法 まとめ
幼児から、遊びやおうち学習のの中で「理科の芽を育てる」方法はたくさんあります。
是非、お子さんと楽しみながら理科への興味と知識を広げてもらえたらいいなと思います。
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