東京国立博物館の子ども向けイベント「トーハクキッズデー」で歴史がもっと楽しくなる!

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中高生の頃、とにかく歴史が苦手でだった私。

教科書全部覚えろと言われても、ため息しか出なかった記憶^^;

興味がない→面白くない→理解できない→覚えられない…の負の連鎖。

そんな自分の経験もあり、「子どもには歴史に興味を持って楽しく学んでもらいたい」と日ごろから思っていて、子どもが楽しく歴史を学べる工夫をあれこれとしていました。

そんなある日、上野の東京国立博物館には、なんと「トーハクキッズデー」という子供向けのイベントの日があると知り興味津々!

東京国立博物館の「トーハクキッズデー」に小1の娘と行ってみることにしました!

みい

東京国立博物館とか文化財って堅苦しいイメージがあったけど、子ども向けのイベントなら楽しく学べそう^^

この記事はこのような方におすすめです
  • 東京国立博物館のトーハクキッズデーが気になる
  • 子どもと歴史を楽しく学びたい
  • 子どもに歴史の興味を持たせたい
目次

東京国立博物館とは

東京国立博物館は、日本で最も長い歴史を持つ博物館です。

場所は、上野駅より徒歩10分のところにあります。

収蔵品は約12万件。そのうち、国宝89件、重要文化財648件あり、質、量ともに日本を代表するコレクションです。常時3000件ほどが展示されているそうです。

ほぼ毎週、どこかの展示室で展示替えが行われていて、何度来ても新しい発見がある博物館なのだそうです。

入館料は、一般1000円、大学生500円、高校生以下と70歳以上のシニアは無料。

※時々、お隣の「国立科学博物館」と勘違いされることがありますのでご注意下さい 笑

東京国立博物館の子ども向けイベント「トーハクキッズデー」

以前は、数カ月に1度程度の子ども向けのイベントだったそうですが、2022年度は創立150周年の記念事業として、「トーハクキッズデー」というイベントが毎月開催されていました。

「子どもが騒いだりすると迷惑なのでは…」「子どもには博物館は難しそう…」そんな思いをもつご家族に、博物館のおもしろさを知っていただくための特別な一日、トーハクキッズデー。小さなお子様連れにも親しみやすいワークショップやコンサート、飲食や休憩ができるキッズスペースなどをご用意しています。(東京国立博物館公式ホームページより)

2023年度については、トーハクキッズデーの開催頻度などについての発表はまだありません。(5月上旬現在)

2021年度は7月に開催されているので、2023年も夏休みのイベントとして行われるのかもしれません。

みい

トーハクキッズデーはとてもいいイベントなので、今年も行きたいです!

参加できた子どもイベント

我が家が訪れた日のスケジュールはこんな感じでした。

笑おう!楽しもう!こども落語体験

午前の部

11:00~「笑おう!楽しもう!子ども落語体験」に参加しました。

場所は「平成館大講堂」たくさんの親子が集まりました。

大きな講堂なので、席が足りなくなるということはありませんでした。

もともと落語が大好きな娘なので、親子とも一番楽しみにしていたイベントです。

三遊亭右左喜さんが、落語とはこういうものだよというお話をしてください、小話をしてくださいました。

「小話してみたい人ー!」と声をかけると、たくさんの子どもが「はい!はい!」と元気に手を挙げて5人くらいのお子さんが舞台に上がり小話を披露。

次は出囃子のお話。

軽快な出囃子のメロディを楽しみ、今度は太鼓の体験。会場に来ていたほとんどのお子さんが、三味線の曲に合わせながら太鼓を叩くことができました。

午後の部

13:30~落語会に参加しました。

落語3席、曲芸、音曲、それぞれ楽しく見ごたえたっぷりでした。

曲芸は、目を丸くしながら、身を乗り出して見ていました。

落語では、娘のなあの大好きなお話があったので、親子で目を見合わせてにニヤニヤしながら楽しく聞きました^^

手遊び&散策「ユリノキからたんけん!」

15:00〜手遊び&散策「ユリノキからたんけん!」に参加しました。(予約不要)

本館入口の目の前にある大きな「ユリノキ」の前に集合します。

集合時間の2-3分前に行くと、既に「♪はじまるよったらはじまるよっ…」と手遊び歌が始まっていて、早くから集まっていたお子さん達も楽しそう。

元保育士さん達なのかなと思うような、子供慣れしたボランティアのお母様方が、明るく楽しく盛り上げてくれるので、子ども達も和やかでリラックスした雰囲気に。

♪ドーは土偶のドー、レーは麗子さんー(館内には麗子さんの絵が展示されてます。)、
ミーは見返り美人ー♪~

などと、ドレミの歌(トーハクバージョン)を楽しく歌いながら、土偶の写真や、絵画を見せてくれました。

その後、少し歩いて移動して、手遊び歌を挟みつつ、法隆寺宝物館の建物の壁にある「アンモナイト探し

ドイツの石材を切り出した時にアンモナイトが埋まっていたとか⁉︎

法隆寺宝物館にはその石材が使われているので、外壁をまじまじと見るとアンモナイトがいるいる!

「こっちにもあったー!」と子ども達は楽しそうに探していました♪

帰宅後も娘は「トーハク版ドレミの歌」を楽しそうに歌ってました^^

「シ」ってなんだっけ…?と聞くと「写楽!」と即答。

とても印象に残っているようです。

そんな雰囲気なので、小さいお子様はもちろん、小学校低学年くらいまでは楽しいんじゃないかなと思います。(大人も楽しかったです 笑)

はじめてのお茶室たんけん

人気のイベントだということと、茶室がそれほど広くないので、先着順で入場制限があります。(予約不要 先着順)

場所は、本館裏手の「九条館」。本館入り口から徒歩5分くらいはかかるので、参加を希望される方は早めに移動することをお勧めします。

ユリノキからたんけん!のあとに行こうと計画していたのですが、時間が押してしまい、10分遅れでの参加になりました。既に、大勢の親子が集まっていましたが、何とか隅の方に入れてもらい、お姉さんのお話を少し聞くことができました。

茶室の中を隅々まで見せていただいたり、炭に触れさせていただいたりできました。

前半のお話を聞きそびれてしまったのがもったいなかったのですが、茶室に入ることができたことは貴重な経験になりました。

常設展

イベント以外の時間は、常設展を見学しました。

なあは、縄文土器、土偶、はにわ、お面、伊万里焼の焼き物、鎧、金の靴などが気に入ったようです。

豆知識

ドリンクコーナーで昼食&休憩

落語体験の会場である「平成館 大講堂」の入口前のドリンクコーナーには、飲み物の自動販売機数台が並び、テーブルと椅子が設置されていました。

私たちは、軽食を持参していたので、そこで軽く昼食を済ませました。

同じように昼食をとっているご家族も多くいらっしゃいました。

敷地内に「ホテルオークラレストランゆりの木」というレストランもありますが、あまり時間とお金をかけずに昼食を済ませたい方は、軽食を持参されると良いと思います。

\東京国立博物館のランチ事情についてはこちら/

キッズスペースがある!

本館地下1Fにキッズスペースがあります。

利用時間は10:00-16:00。

子連れにうれしい無料コインロッカー

100円を入れて、あとから100円が戻ってくるタイプのコインロッカーがあります。

平成館の大講堂の手前に無料コインロッカーがたくさんありました。(もしかしたら、ほかの場所にもあるかもしれません。)

我が家が行ったのは真冬だったので、コートなどを入れて館内をゆっくりと観覧できました。

子どもがいるとどうしても荷物が多くなってしまうので、無料のコインロッカーはありがたいです。

スタンプで浮世絵を知る

本館入り口の近くにある「日本文化のひろば」に、5つのスタンプを重ねて写楽の絵を完成させるという「浮世絵スタンプ」のコーナーがありました。

子どもはスタンプが大好きですから、とても喜んでいました。

夢中になってスタンプを押していました^^

完成!

一度経験すると、一色ずつ重ねる技法や「写楽」の絵をずっと忘れることはないような気がします。

まとめ

東京国立博物館の「トーハクキッズデー」は子どもが文化財を身近に感じることのできる貴重なイベントです。

文化財から、歴史を知り、学びを深めることができるとてもいい機会になりました。

これだけ盛りだくさんの内容で、親子で1000円とはコスパ良すぎです 笑

子どもと楽しめる博物館だと知ることができたので、また時々行きたいなと思っています。


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この記事を書いた人

密かに小2娘の知育を頑張るママ
塾なし中学受験を目指してます
これは知育におすすめ!
と思ったことを発信しています。

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