東京都の奥多摩にある「山のふるさと村」に行ってみました。
我が家は、家族そろってキャンプ初心者。
今回は「キャンプ初心者が、東京都奥多摩の山のふるさと村ケビン棟に初めて宿泊した口コミ」をまとめてみました。

山のふるさと村についての情報があまりなかったので、初めて行く予定の方の参考になれば嬉しいです。
- 山のふるさと村に興味がある
- 山のふるさと村のキャンプ場やケビン棟について知りたい
奥多摩 山のふるさと村とは


山のふるさと村は、奥多摩にある自然公園施設です。
東京都内とは思えないような豊かな自然があり、日帰りでも、宿泊でも自然散策を楽しむことができます。
山のふるさと村は、秩父多摩甲斐国立公園内にある東京都の自然公園施設です。
~中略~
奥多摩湖にそそぎ込むサイグチ沢に沿ってつくられた面積32haの園内には、テント及びログケビン泊のできるキャンプ宿泊施設を併設していることが大きな特徴です。 他に、ビジターセンター、クラフトセンター、レストランが整備され、自然散策を楽しむトレイルも設置された複合施設です。 周辺地域の情報提供、自然体験の他、木工や石細工、陶芸などの工作の体験、ご宿泊など、来訪者のご希望に合わせてさまざまな体験が楽しめます。
山のふるさと村 公式ホームページより
山のふるさと村へのアクセス


車でのアクセス
やはり、山のふるさと村には車で来られる方がほとんどです。
お天気が良く行楽日和の週末に山のふるさと村に行きましたが、駐車場は結構空いていました。
山のふるさと村へのアクセスは、下記のリンクを参考にしてください。
山のふるさと村へは電車でも行ける?
山のふるさと村の最寄り駅の奥多摩駅は、新宿から約2時間。
山のふるさと村までは、奥多摩駅より無料送迎バス(所要時間約40分)が出ています。
車がなくてもアクセス可能です。
無料送迎バスの利用は予約が必要になりますので、キャンプ場予約センターにお問い合わせください。
<住所>
東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村
〒198-0225 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
<無料送迎バス>(要予約)
奥多摩駅→山のふるさと村
13:00 14:30
山のふるさと村→奥多摩駅
10:10
<やませみ号>(予約不要)
やまのふるさと村→奥多摩駅
15:40
<地図>
山のふるさと村へのアクセスの詳細はこちら
山のふるさと村キャンプ場について


キャンプ場の予約について
5か月前までの山のふるさと村のキャンプ場の予約方法は、キャンプ場予約カレンダーで空き状況を確認し、電話予約が必要です。
山のふるさと村
キャンプ場サービスセンター
Tel: 0428-86-2324
受付:9:00~17:00
6カ月以上先の予約をするには、メール、官製ハガキ、FAXのいずれかでの申し込みが必要になります。
キャンプ場やイベントの予約などについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。


料金について
テントサイト
大人 200円/泊
子ども 100円/泊
テント、バーベキューコンロ、寝袋、毛布の有料レンタルもあります。
ケビン棟
ケビン棟はログハウスになっています。
4人部屋(12室) 1室10000円/泊
8人部屋( 4棟) 1室20000円/泊
チェックイン時間
チェックイン 13時ー16時
チェックアウト 9時-10時
キャンプ場での食材、食事について


食材について
食材は、基本的には持ち込みです。
近隣には大きなスーパーはありませんので、自宅近くで食材を調達することをおすすめします。
ケビン棟であればキッチンや電子レンジもあるので、バーベキューにこだわらない方は、好きな食べ物を持ち込んで室内でゆったりと食事をして過ごすのも良いと思います。
ごはんカフェやませみ
山のふるさと村ビジターセンター隣に、「ごはんカフェやませみ」というレストランがあります。
通常は16:30には閉店しますが、予約をしておけば「ごはんカフェやませみ」でバーベキューの食材を注文したり、夕食を用意してもらうこともできます。
ただ、ごはんカフェやませみとテントサイトやケビンサイトは隣接していない(徒歩20分くらいかかります)ので、注意が必要です。
キャンプ場サービスセンター売店




キャンプ場のサービスセンターには、小さな売店があります。
利用時間: 8:00~22:00
飲み物、スナック菓子、カップラーメン、アイス、薪、炭、洗面道具などを購入することができますが、品ぞろえは最低限のものしか置いていません。
肉や野菜などの生鮮食品はありません、
アルコール、たばこは扱っていません。
キャンプ場ケビンサイト(4人棟)
今回、我が家はケビンサイトの4人棟に宿泊しました。
部屋の設備を紹介します。
部屋


部屋には2段ベッドが2つ設置してあります。
暖房も一応あります。
10月下旬に利用しましたが、意外と室内は温かく、暖房をつけずに過ごすことができました。
テレビやWi-Fiはありません。
キッチン




一つ口コンロ、鍋、フライパン、やかん、包丁、まな板、食器スポンジ、洗剤、ふきん、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器など
※お皿やコップ、箸などの食器類はありません。
洗面所・シャワー室




シャワー室はありますが、浴槽はありません。
シャンプーやボディソープなどは設置されていません。
ドライヤーはありました。
ベランダ


ケビン棟はベランダでバーベキューをします。
ベランダにはひさしがついているので、少々の雨程度であればバーベキューも問題なくできます。
バーベキューコンロの貸し出しは予約が必要です。
値段はバーベキューコンロ500円、炭2kg500円(着火剤つき)です。
炭は十分すぎるくらいの量が入っていました。
※ライターはついていないので持参するか売店での購入が必要です。
駐車場


以前は、離れた駐車場に車を停めていたようですが、最近はケビンサイトに車を横づけできるようになりました。
ケビン棟の設備については、こちらの記事でもう少し詳しく説明しています。


朝晩のガイドウォークが充実


毎週ではないようですが、週末は宿泊者向けのガイドウォークが開催される日があります。
私が宿泊した週末は、夜のナイトウォークと朝のおはようウォークが開催されていました。
ナイトウォークでは、夜の森の動物を探したり、街灯のない広場にごろりと横になって星空を眺めたりしました。
その日はとても天気が良かったので、空には満天の星が広がっていて最高でした。
おはようウォークでは、気温5℃という寒さの中、五感を使って森を観察。
野草を摘んで、葉っぱを煎って温かいお茶を入れてくださいました。
朝日を浴びながら飲むお茶は、冷えた身体を温めてくれてとても美味しかったです。
ナイトウォークもおはようウォークも料金は一人500円。
当日先着順で、申し込みはビジターセンターでの手続きが必要です。
開催日などについては、ホームページか電話でご確認ください。



ガイドウォークはお子さんのいるご家庭にはとってもおすすめです!
初めてのバーベキュー


我が家はキャンプ初心者。
チェックインのあと、ケビン棟からビジターセンターまで散歩をして部屋に戻ると既に4時半。
6時半からナイトウォークの予約があったので、すぐにバーベキューに取りかかりました。
しかし、火おこしが上手くいかず、しばらくたっても火力が弱くなかなかお肉が焼けず…。
最終的には部屋のフライパンでジュージューとお肉を焼きました^^;
家族3人で火おこしに奮闘したことも楽しい思い出となりました。
そのことをX(旧Twitter)でつぶやくとこんなお返事が 笑



情緒もへったくれもないけどガスバーナーを使えば確実に火おこしできます 笑
…ということなので、次回のために我が家はガスバーナーを購入することにしました^^;





初心者には必需品かもしれません^^;
2日目はクラフトセンターで各種体験


クラフトセンター
山のふるさと村のビジターセンターの隣に「クラフトセンター」という建物があります。
体験メニューは、どれも一人500円程度というリーズナブルな価格で参加することができます。
※自然食教室は事前予約が必要です。
奥多摩の自然を生かして、遊びながら学べるクラフト体験施設です。それぞれの教室ごとの指導者がおりますので、子どもや初心者でも安心してご参加いただけます。自然食教室は電話による事前申し込みが必要ですが、木工教室、陶芸教室、石細工教室は当日受付としています。
クラフトセンター 公式ホームページより



我が家は、石細工教室と陶芸教室に参加しました。
どちらも丁寧に教えていただけました^^
ビジターセンター


奥多摩の自然を楽しく学べるプログラムがいっぱいです。
参加費は全て無料。
我が家は11:30~スライドショーと14:15~のガイドウォークに参加しました。
他のお客様の参加は少なく貸し切りに近い状態。
ガイドさんのお話をたっぷり聞くことができて大満足でした。
キャンプ1泊2日スケジュール


1日目
14:00 山のふるさと村に到着
チェックイン
15:00 散歩
16:30 部屋に戻りバーベキュー開始
18:30 ナイトウォークに参加(約60分)
20:00 部屋に戻りくつろぎタイム
22:00 就寝
2日目
6:30 起床
7:00 おはようウォークに参加(約60分)
8:30 部屋に戻り朝食
9:40 チェックアウト
9:50 クラフトセンターにて
石細工作り体験(約60分)
11:30 ビジターセンターにて
スライドショー
12:00 ごはんカフェやませみにてランチ
13:00 クラフトセンターにて
陶芸体験(約50分)
14:15 ビジターセンターにて
ガイドウォーク(約45分)
15:00 湖畔でしばらく遊ぶ
16:00 山のふるさと村を出発



天気にも恵まれ、とっても充実した2日間でした!
\体験イベントの口コミはこちらから/


山のふるさと村での諸費用


ケビンサイト (4人棟) 10000円/泊
ナイトウォーク (3人分) 1500円
おはようウォーク(3人分) 1500円
石細工づくり体験(3人分) 1200円
※JAF会員割引あり
陶芸体験(1人分) 400円
※JAF会員割引あり
ランチ 約3000円
おやつ・飲み物など 約500円
合計 約18100円



こんなにいろいろな経験をさせてもらってこのお値段はありがたすぎます
山のふるさと村ケビン棟キャンプ 口コミ


静かなキャンプ場
山のふるさと村は、大自然の中で混みあうこともなくゆったりと過ごせるキャンプ場です。
静かに自然を楽しみたい方にはとてもいい雰囲気だなと思いました。
今回はケビンサイトに宿泊しましたが、テントサイトのようすも見ることができました。
慣れてきたらテントでの宿泊にもいつかチャレンジしてみたいなと思っています。
リーズナブル
山のふるさと村は東京都の施設であるため、全ての価格設定がとってもリーズナブルです。
テントサイトは大人一人200円/泊、ケビンサイトは4人棟10000円/泊、8人棟20000円/泊という安さがうれしいです。
体験メニューや、ガイドウォークも1人500円という安さに驚きました。
ガイドウォークがおすすめ
今回、我が家は1泊2日でガイドウォークに3回参加しました。
ガイドさんに案内していただくと、植物や生き物などたくさんのことを知ることができました。
夜空を見上げて満天の星を眺めたり、朝のひんやりとした空気の中で温かいお茶をいただいたり、鳥の鳴き声や川のせせらぎに耳を澄ませながら、奥多摩湖に沈んだ集落の江戸時代の暮らしに思いを馳せてみたりetc…。
そんなプライスレスな自然経験をすることができました。
少人数で、たっぷりとガイドさんのお話を聞くことができ嬉しかった半面、参加者が少なくてもったいないなとも思いました。
山のふるさと村に行くときは、是非ガイドさんのお話を聞いてみてほしいなと思います。



ガイドウォークが一番おもしろかった!
バーベキューは次の課題
今回は、バタバタとしていてバーベキューを楽しむ時間が少なかったので、次回はバーベキューもたっぷりと楽しみたいなと思っています。
上手に火おこしすることが次の一番の目標です 笑
そして次回はマシュマロを焼いてみたいです。
体験メニューが豊富
ビジターセンターやクラフトセンターには、たくさんの体験メニューがあり、どれもとっても面白かったです。
次回は自然食教室(そば打ち体験)に是非参加してみたいなと思っています。
山のふるさと村ケビン棟 口コミ まとめ


山のふるさと村は、東京都内でありながら、自然の中でゆったりと過ごすことができるすばらしい場所でした。
キャンプ初心者でも、ケビンサイトであれば不便なく過ごせるでしょう。
ガイドウォークや体験メニューがとても充実しているので何度でも足を運びたくなります。
東京都の運営ということもあり、とてもリーズナブルに楽しむことができますのでとってもおすすめです。



すっかり山のふるさと村のファンになりました
リピーターになりそうです 笑
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