中学受験する?しない?「ゆる受験」に決めた理由

中学受験する?しない?「ゆる受験」に決めた理由

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新小4の時期になると、中学受験する…?塾はどうする…?と周囲がソワソワ。

中学受験ってした方がいいのかな、中学受験って本当に子どものためになるのかなとモヤモヤ。

この1年くらい、中学受験するのかしないのか、中学受験するならどの程度本気で取り組むのか、そんなことをぐるぐると考えていました。

いろんな角度から考えて、我が家がたどり着いたのは「ゆる受験」。

中学受験に向けてある程度の勉強はするけれど、心身の健康と親子関係が最優先。

穏やかな中学受験を目指すことにしました。

この記事では、わが家が「ゆる受験」にたどり着いた理由を紹介します。

この記事はこのような方におすすめです
  • 中学受験をするかしないかで迷っている
  • 中学受験をするつもりだけど不安がある

この記事を書いた人

母娘イラスト
みい

都心部で一人娘を育てるママ

塾なしで平和な中学受験を
目指しています

最小の勉強時間で最大の成果を出す!
コスパ・タイパ重視の学習法を模索中



目次

中学受験する?しない?

やるやらないの文字

中学受験をするのか、しないのか。

正直にいうと、今もまだ明確な答えは出ていません。

保護者である私は、高校受験の心配がなく6年間過ごせることに魅力を感じつつも、そのために小学校生活残り3年間を受験勉強中心で過ごすことにまだ迷いがあります。

娘自身は、女子校に憧れがあるものの、仲のいい友達が地元の公立中に進学するということを聞き、公立中に通いたい気持ちもあるよう。

中学受験を本当にするかしないかはまだはっきりとしませんが、とりあえず中学受験に向けて学習を始めることに決めました。

その理由を紹介します。

落ちついた学習環境を求めて

娘は、まじめでどちらかというと優等生タイプ。

日頃から授業中に一部の男の子達が騒いでしまう状況に困っているようで「女子校に通いたい」と中学受験を考えています。

わが家は都心部ということもあり、例年クラスの 約2/3 が受験するとのこと。

落ち着いた環境で中高の6年間を過ごせるということはとても魅力です。

娘が望むのであれば中学受験をさせてあげたいと考えています。

公立中学回避の可能性

今は楽しく小学校生活を送っている娘ですが、もしかするとこの先いじめなどのトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。

お友達との人間関係など、何か学校でトラブルが起きた時に公立中を回避する手段としても中学受験の準備をしておくと安心です。

熱望校に出会う可能性

まだ志望校のめども立たず、目標が定まらない状況ですが、親子ともに「この学校に通いたい(通わせたい)!」と思えるような素敵な学校が見つかったときに、学習面で手遅れにならないよう最低限の学習は進めていこうと思っています。

中学受験塾には通わない

女性

中学受験するとなると、新4年生の2月から中学受験専門塾に入塾し、丸3年しっかりと受験勉強をしていくご家庭が多いよう。

近所には、四谷大塚、日能研、サピックス、早稲田アカデミーなどたくさんの大手中学受験塾や個別指導塾があります。

小3の終わり頃から娘のクラスメイトが通塾を始めたという話をよく聞くようになりました。

しかし、わが家はできるだけ通塾せずに家庭学習で中学受験対策を進めていく予定です。

中学受験にはもともと次のようなイメージがあり、中学受験で失うものも大きいような気がしています。

✔夜遅くまでの塾通い
✔勉強づけの毎日
✔週末はテスト
✔睡眠不足
✔友達と遊ぶ時間がない
✔習い事をやめる
✔親子喧嘩
✔高額な塾費用

娘は早生まれということもあり、新4年生と呼ばれる2月の時点ではまだ8歳。

未就学児の頃の面影もあり、毎晩ぬいぐるみを抱いて寝ている幼い我が子を見ていると、受験勉強に追われる3年間を過ごさせることに違和感を感じました。

中高一貫校がどんなに恵まれた学習環境であったとしても、小学校生活の3年間を犠牲にしなければならないのであれば失うものも大きい。

なので我が家は、通塾せずに、娘のようすをみながら学習ペースを調整する「ゆる中受」にすることにしました。

中学受験塾に通わない選択をした具体的な理由を紹介します。

小学生らしい生活を守りたい

令和の時代を過ごす小学生は、中学受験をしなくても忙しい毎日を送っています。

中学受験に向けた学習を本格的に始めると、友達と遊ぶ、家族で出かける、絵を描く、工作をする、自由な時間を過ごす…など子どもが子どもらしく過ごす時間がどうしても削られてしまいます。

小学生には、友達と走り回って遊ぶ時間、好きなことに費やす時間、退屈な時間だって貴重。

そんな大切な時間を奪って勉強ばかりさせたくはないと思っています。

習い事を続けさせたい

我が家の習い事は、ピアノ、習字、ガールスカウトの3つ。

どれも長く続けたい習い事なので、辞めさせたくはありません。

ピアノに関しては、ようやく初級から中級レベルにさしかかり、好きな曲を弾くという楽しさが芽生えたところ。

毎日のピアノの練習時間は、減らすどころかむしろ増やしたいくらい。

低学年の頃はやりたがらなかった水泳にも興味が出てきているので、水泳教室にも申し込みをしています。

この上さらに塾通いをするとなると、時間にも心にもゆとりがなくなるのは明らか。

習い事の時間を確保するためにも通塾は見送ることにしました。

経済的な負担を減らす

中学受験塾の授業料は高額です。

小4の塾の一般的な中学受験塾の授業料は、月額2~4万円程度。

季節講習やテキスト代などを含めた年間費用は、4年生で50~60万円、5年生で70~100万円、6年生で100~150万円といわれています。

我が家のような一般家庭にとっては、かなり大きな負担です。

子どもの心身の健康

塾通いをすると、毎月のようにテストをして、成績順にクラス替えをしたり、席順を入れ替えたりします。

テストの点数や偏差値に一喜一憂することは、繊細な気質の娘にとって精神的な負担が大きそう。

また、大手の中学受験塾の平日の授業時間は、週2回程度、20時頃まで。

帰宅して、入浴や食事などをするとあっという間に21時。

学校の宿題に加えて塾の宿題がある中で、睡眠時間を確保するのは困難なのではないでしょうか。

睡眠不足も心配ですし、時間とタスクに追われて過ごすような毎日を3年間も送らせなくないと思いました。

子どもの安全

平日の塾の授業は夕方から夜。

子どもが夜に出歩けば、交通事故、性犯罪、連れ去りなどリスクが伴います。

2024年にも通塾の際の事件事故が何件かありました。

✔平日夕方、通塾途中の交通事故で亡くなられた小2の男の子
✔塾に自転車で迎えに行く途中の交通事故で亡くなられた40代のお母さん
✔塾帰りに立ち寄ったマクドナルドで刺殺された女子中学生 など…

新小4ともなると、一人で通塾するお子さんも多くいますが、子どもが夜に一人歩きするのはとっても危険。

子どもだけではなく、送迎中に保護者が事件事故に巻き込まれる可能性もあるので、夜に出歩くことはできるだけ避けたい思っています。

子どもと過ごす時間

通塾をすると、子どもと過ごす時間が少なくなります。

家で過ごす時間も、塾の宿題やテスト対策などに追われてしまいバタバタ。

家族で夕食を囲みながら今日の出来事を語り合う、そんな当たり前の時間さえも削られてしまいます。

小学生が家族と団欒する時間も持てないほど勉強することが本当に必要なのでしょうか。

親子で穏やかに過ごす時間は大切にしたいと思いました。

穏やかな公立中学校

小3の秋、地域の公立中学校の学校説明会に参加する機会がありました。

学園ドラマに出てくるような広くて明るくキレイな校舎。

校内を案内していただき、授業のようすも見ることができました。

生徒さん達は、身だしなみもきちんとしていて授業態度もとても落ちついていました。

公立中学校の印象がとても良かったので、中学受験をしないという選択肢も考えられるようになりました。

公立中学校を見学することはとてもおすすめです。

英語学習

我が家では、娘が1歳の頃からおうち英語に取り組んでいます。

もし通塾して学習時間が増えると、英語学習の時間は縮小せざるをえません。

中学以降の英語学習、高校や大学受験、将来の選択肢を考えると、英語学習はぜひ継続したいところ。

中学受験対策も大切ですが、大学受験まで見据えると小学生のうちに英語学習を進めていくことの方が重要なのかもしれないと感じています。

みい

子どもの心身の健康や安全、コスト、限られた時間をどう使うのかをよく考えた結果、通塾しないことに決めました。

四谷大塚の予習シリーズで家庭学習

予習シリーズ

塾には通わずに中学受験対策をする方法として選んだのは、首都圏の中学受験生のテッパンといわれている「四谷大塚の予習シリーズ」です。

予習シリーズのテキストは、塾生でなくても通信販売で購入することができます。

新4年生の2月のタイミングで、4年上巻の4科目(国語・算数・理科・社会)のテキストを購入しました。

予習シリーズで学習するメリットを紹介します。

多くの中学受験生が利用している

四谷大塚の予習シリーズは、四谷大塚だけでなく早稲田アカデミーでも使われており、首都圏の中学受験生の2人に1人が使用しているといわれています。

多くの中学受験性が利用しているので、学習の進め方や活用法、体験談や口コミも充実しています。

通塾することになったときに安心

わが家は通塾はできる限りしない方針ですが、高学年になるともしかしたら通塾を検討するかもしれません。

いつか塾に通うことになった場合でも、予習シリーズを使って学習を進めていればスムーズに塾のカリキュラムに合流できそうという安心感があります。

ゆる受験に決めた理由 まとめ

青空と太陽

この記事では、わが家が中学受験をするかしないか迷った結果、ゆる受験を目指すことに決めた理由をまとめました。

時間と費用とミニマムに抑え、小学生らしい時間を大切にしながら四谷大塚の予習シリーズを使って家庭学習を進めていこうと思っています。

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この記事を書いた人

塾なし中学受験を目指してます
これはおすすめ!
と思ったことを発信しています。

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