子どもが乳幼児の頃の旅行は、荷物が増えすぎてしまい移動が大変だったり、子どもがぐずってしまい計画通りにすすまなかったりと、なにかと大変なことも多くありましたが、小学生になるとかなり体力もついてくるので旅行がより楽しくなってきます。
子どもが小さい頃は「親の旅行に子どもを連れていく」という感覚がありましたが、小学生になる頃からは、「子どもの主体性」を大切にしながら旅行をすることがおすすめです。
旅行を通じて、子どもは多くのことを学び、頭が良くなるといわれています。
最近は「旅育」と表現されることも多くなってきました。
今回は「旅行を楽しみながら子どもの頭が良くなる方法」について紹介したいと思います。
- 子どもと旅行に行くことが好き
- 旅行を通じて学びも深めたい
子どもの頭が良くなる旅行にするコツ
旅行の計画を子どもと一緒に立てる
旅行の行先を決める時には、親が全部を決めるのではなく、子どもの意見をできるだけ取り入れてあげるようにしてあげるのがとても大切です。
とはいっても、子どもは知識が少ないので大人が候補を提案して選ばせてあげるのがいいでしょう。
歴史に興味があるなら「どこかのお城を見に行こうか。○○城はどうかな?」
宇宙に興味があるなら「大型のプラネタリウムかつくばの宇宙センターはどうかな?」
深海生物に興味があるなら「沼津に深海水族館があるみたい。行ってみる?」etc…など。
子どもから「○○に行きたい」とか「○○をやってみたい」ということが見つかれば、それを軸にして旅行計画を立てると良いと思います。
旅行の目的を意識する
「温泉に入って、おいしいものを食べてのんびりしたい」「海を眺めてリフレッシュしたい」というようなことは、大人の旅行の目的としてはよくあります。
大人にとっては、日常から離れてのんびり過ごすことは贅沢な時間になりますが、「子どもの学び」を意識した旅行では、子どもにとって貴重な経験になることを目的として考えてあげるのがおすすめです。
「普段は市街地に住んでいるので、海や山で自然遊びをたくさん体験させてあげたい。」
「新幹線が好きだから新幹線に乗せてあげたい。」
「天体が好きだから天体観測をさせてあげたい」etc…など
その旅行先ならではの体験を、できるだけさせてあげたいですね。
旅行のしおり
事前に子どもと一緒に旅行のしおりを作ることもおすすめです。
どこにいくのか、何をするのか、何時に家を出るのか、何時の電車に乗るのか、どんな持ち物が必要かetc…などをしおりに書き込んでいきます。
移動手段が電車の時には、中学年以上のお子さんであれば乗り換えを調べてもらうのもとても良いです。
娘が小学1年生の時に、子どもと一緒に考えながら旅行のしおりを作りました。
すると、前日から自分で自分の荷物を用意したり、〇時に家を出るから〇時には起きなくちゃと時間を気にして行動するようになりました。
ただ親に連れていかれるだけの旅行ではなく、子どもが主体的に行動するようになりました^^
事前学習
行先が決まったら、地図で行先を確認したり、その土地の名産品や県庁所在地を学習したりことはとてもおすすめです。
新幹線や飛行機に乗るなら「乗り物」の本を読んだり、水族館に行くなら「水の生き物」の図鑑をみたり、しょうゆ工場の見学に行くなら「大豆」や「しょうゆ」に関する本を読んだりして、知識や興味を育ててから旅行に行くと、吸収できることもより大きくなります。
復習学習
旅行から帰ってきたら、もう一度地図を見ながら旅行について振り返り、本や図鑑でおさらいをすると知識が定着します。
子どもの頭が良くなる旅行におすすめの本
47都道府県ニッポン学び旅
「47都道府県ニッポン学び旅」は、その名の通り、学ぶ目的での旅行のプランを提案してくれる本です。
どこに行こうかな、どんなところがあるのかなと思ったときにとても参考になる一冊です。
旅行好きなご家庭にはとてもおすすめです。
日本国内の約200スポットを国語、社会、理科、美術など学科別にセレクト。単なる見るだけの観光ではない、何をどのような視点で楽しむことができるか名所・施設の奥ゆきを「学旅POINT」としてわかりやすく紹介。夏休みの計画や自由課題にも使える一冊!
さまざまな旅行プランが立てられそう
写真が多くて見やすいです
計画の立て方や予算などのプランニングの仕方も載っているので、自由研究の題材にもなるかもしれない
るるぶ学習地図帳シリーズ
るるぶ学習地図帳シリーズは、旅行の計画にとても役立ちます。
写真やイラストがたくさんあり、一目で詳しくわかるガイドブック型の地図帳です。
るるぶ学習長シリーズを使って旅行の予習や復習をすると、地理も歴史もずいぶんと詳しくなると思います。
地図でよくわかる都道府県大百科
都道府県ごとの特徴がとても分かりやすく載っています。
大人も子どももワクワクする一冊です。
地図でよくわかる世界の国大百科
海外旅行にはもちろん、海外の話に触れた時に開いてみると知識がさらに深まります。
地図でよくわかる47都道府県歴史大百科
恐竜、古墳、名城、鉄道などテーマ別MAPで歴史の舞台がぐっと身近に感じられます。
史跡マップや歴史年表もついているので、とても分かりやすいです。
大人でも知らないことがたくさんあって勉強になります
いろんなところに行ってみたくなった!
ホテルや旅館での過ごし方
ホテルや旅館では、子ども向けのイベントなどがあれば積極的に参加をすると良いと思います。
部屋で過ごす時間は、是非テレビは消して、家族でトランプやUNOなどのカードゲームをするなどして、楽みながら頭も使う時間にすることがおすすめです。
我が家は、カードゲームではないのですがコンパクトに持ち運べる「マンカラカラハ」を持っていくことが多いです。
オンラインツアーで頭が良くなる?
もちろん、実際に旅行に出かけて五感で感じながら新しい経験を積むことがすばらしいのですが、なかなか気軽に行くことのできない海外旅行などを、オンラインツアーで経験することもおすすめです。
HISでは世界一周や、その他さまざまな地域のオンラインツアーを開催しています。
費用もとてもリーズナブルなのでとてもおすすめです。
おうちにいながら旅ができる時代 リアルタイム&双方向のオンラインで世界とつながれば視野も広がる旅をもっと気軽に、もっと便利に、もっと楽しく!
HIS公式ホームページより
- 【王道】世界一周ライブツアー~インド→ケニア→トルコ→ラスベガス→ハワイ/ケアンズ~
総合人気ランキング1位!HIS現地スタッフやガイドが生配信でお届け♪メディアで話題沸騰のHIS世界一周王道編 90分 1500円
昨年、王道の世界一周ライブツアーに実際に参加しました。
各国に現地ガイドさんがいて、リレー中継していきます。
服装から気温や季節を感じることができたり、現地時間から時差を感じることができたりして、オンラインならではの楽しみ方がありました。
今この瞬間に、世界はどうなっているのかということを感じ取れるので、お子さまにとっては社会の学習にもなります。
世界地図や地球儀を片手に参加すれば、更に頭が良くなりそうです。
小学生の娘と一緒に参加したのですが、ケニアのサファリの中継で次々に野生動物が現れた時には、画面にくぎ付けとなり、一番盛り上がりました^^
とても満足度が高かったです!
HISでは世界一周以外にもたくさんのオンラインツアーのコースが用意されています。
小学校低学年くらいのお子さまがいるご家庭には、野生動物にたくさん会える「ナイロビ国立公園サファリツアー」も楽しいと思います。
\オンラインで旅行体験!/
小学生の「頭が良くなる学び旅」まとめ
旅行は、興味や知識の幅をぐんと広げてくれるとてもいい機会です。
子どもが小学生くらいになる頃から、旅行に関しても徐々に主体性を意識していくのがおすすめです。
子どもと一緒に計画を立てたり時間の管理をしたりすることで、子どもを大きく成長させてくれます。
そして何よりも、家族で旅行を楽しむことは、親にとっても子どもにとってもかけがえのない時間になります。
子どもと旅行に出かける機会があるときには、ぜひ「頭が良くなる学び旅」「旅育」を意識して、より充実した旅行になるといいなと思っています。
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