新宿の観光におすすめ！SOMPO美術館でゴッホの「ひまわり」に会える

世界中の名画の中で、もっとも有名な絵画の一つであるゴッホの「ひまわり」。

ゴッホのひまわりはもともと世界中に7点ありました。

第二次世界大戦で1つが焼けてしまい、現在残っているのは6点。

その中の一つが新宿の「SOMPO美術館」にあることは、意外と知られていないようです。

「SOMPO美術館」は、観光やビジネスで新宿を訪れた時に、立ち寄るのにとてもおすすめな美術館です。

今回は、ゴッホのひまわりが常設展示されている新宿の「SOMPO美術館」について紹介したいと思います。

新宿に「ゴッホのひまわり」があるって知ってた？

新宿西口から徒歩5分ほどの損保ジャパン本社ビルのふもとに「SOMPO美術館」というそれほど大きくない美術館があります。

こちらの美術館には巨匠ゴッホの代表作「ひまわり」の一つが常設展示されています。

こちらの「ひまわり」は有名な「耳切り事件」の数週間後に療養院で描かれたと言われているそう。

ゴッホのひまわりはもともと7点あった

ゴッホはもともと同じ絵を何枚も描く画家と言われています。

ひまわりはもともと７点あります。

描かれているひまわりの花の数は2本～15本とさまざま。

SOMPO美術館にあるひまわりは最も多い15本のひまわりが描かれている作品です。

7点のうち6点は、アメリカの個人宅、ノイエ・ピナコテーク（ミュンヘン）、ナショナルギャラリー（ロンドン）、SOMPO美術館（東京）、ファン・ゴッホ美術館（アムステルダム）、フィラデルフィア美術館（フィラデルフィア）で保管されています。

残りの一点は、1920年に日本人の実業家が2億円で購入し、多くの芸術展覧会で公開されたのち、購入者の自宅に飾られていましたが、1945年にアメリカの空襲を受けて焼失してしまったということです。

焼失した作品が日本での戦争が原因というのは驚きです。

SOMPO美術館に行く前におすすめの本

お子さま連れでSOMPO美術館に行く際には、事前に図鑑や絵本でゴッホの作品に触れておくこともおすすめです。

小学館の図鑑「はじめての絵画」は、名画の解説がわかりやすいので大人にも大変人気があるそうです。

小学館の図鑑NEOアート　はじめての絵画

2023年2月に発売された「小学館の図鑑NEOアート　図解　はじめての絵画」はとても人気があり大ヒットしている図鑑です。

絵画の図鑑…？と思う方もいるかもしれません。

世界の名画360点を、図解イラストなどを使ってわかりやすく解説してくれています。

一度は目にしたことがあるような名画がたくさん載っていますので、大人も子どもも楽しめます。

うつくしい絵

「うつくしい絵」というかこさとしさんの絵本があります。

世界の名画が1冊にぎゅっと収められているすばらしい絵本です。

絵本なので、小さなお子さんでも十分に楽しめ、名画に親しむことができます。

「ゴッホのひまわりを見てみたい！」と、美術館にいくことが楽しみになるかもしれません。

新宿のSOMPO美術館でゴッホのひまわりを鑑賞

新宿駅西口から徒歩5分。高層ビル群の一つ損保ジャパン本社ビルに併設されています。

入り口はこんな感じです。

新しいのでとてもきれいです。

料金は、この日は大人700円、高校生以下無料でしたが、企画展の内容によって、料金が変動するようです。

以前調べたときは1600円だったので、得した気分♪

入り口を入るとすぐに、無料のコインロッカーがあります。

冬に行ったので、コートや荷物も入れて、ゆったりと絵画を鑑賞することができました。

まず、エレベーターで5階の企画展へ。

そして4階の常設展へ

東郷青児「超現実派の散歩」

SOMPO美術館は、リニューアル前は「東郷青児記念　損保ジャパン日本興亜美術館」という名称で、東郷青児の作品をたくさん観ることができます。

そして、いよいよひまわりのある3階へ

いよいよひまわりを見るぞー、くるぞくるぞーと、ワクワク。

「…あれ？…これ？」

アピール控えめな感じで、ひっそりと展示されています。笑　（写真撮影OKです）

土曜の昼でしたが、人影はパラパラ程度。ひまわりの絵の前の椅子に座って、しばらくの間、ゆっくりと眺めていました。

2階はミュージアムショップと休憩所。

少しお買い物をして、休憩。

窓が大きくて明るくて気持ちがいい空間でした。

SOMPO美術館　ゴッホのひまわり　まとめ

新宿で「ゴッホのひまわり」を観ることができるということは、意外と知られてなくてもったいないなと思っています。

新宿にビジネスや観光でお越しの際には、SOMPO美術館でゴッホのひまわりをみることは大変おおすすめです。

SOMPO美術館は、あまり混み合うことなく気軽にゆったりと名画を鑑賞できる美術館です。

新宿駅から徒歩数分という立地にありアクセスも良好ですので、機会があれば是非立ち寄っていただきたい場所の一つです。