日本史が覚えられない…と困っているお子さんは多いようです。
日本史の学習は、歴史に興味のないお子さんにとっては、「覚えることが多い」「つまらない」と感じてしまいがちです。
歴史は「暗記科目」と言われますが、コツコツ順番に暗記していくよりも「全体の流れをつかむ」「歴史を物語として楽しむ」ということが大切。
子どもが歴史を学ぶためによく利用されている歴史の学習まんがは、楽しく歴史全体の流れをつかむにはとても有効です。
ただ、「歴史の学習まんがを買いそろえたけれど、子どもが全然読んでくれない…」というご家庭もあるかもしれません。
歴史の学習まんがを楽しく読むためにも、ある程度の歴史の知識や興味が必要なんですよね。
実は、日本史が覚えられないというお子さんのために簡単に歴史の流れを学べる勉強方法があるんです。
今回は、中学受験や高校受験対策にもおすすめな「簡単に歴史の流れを知り、歴史の知識が身につく勉強方法」について紹介します。
- 歴史に興味がなく学習が辛い
- 歴史の学習を効率よく行いたい
歴史の勉強方法といえば学習まんが?

子どもに歴史を学ばせるために学習まんがを一式そろえるご家庭はとても多いですね。
我が家も娘が小学1年生の時に学研の歴史まんがを購入しました。
何社も歴史まんがを出版している中で、「DVDがついている」という理由で学研を選びました。

しかし学習まんがを実際に読むかどうかはお子さん次第というところもありますね。
楽しく何度もくり返し読むお子さんもいれば、なかにはパパやママに勧められてしぶしぶ読むというお子さんも…。
歴史の学習まんがを読むには「子どもが自ら本に手を伸ばして読む」という能動的な行動が必要になります。
もともと多少の知識や興味がなければ、学習まんがを読むことすらおもしろくなくて、なかなか読もうとしないというお子さんもいるかもしれません。
「少し知っていれば、もっと知りたくなる」
そのきっかけがあれば歴史の学習はスムーズに進むはずです。
この記事では歴史について少し知っているという状態を簡単につくる学習方法を紹介します。
目から歴史を学ぶ勉強方法

教科書や歴史まんがや歴史小説から歴史を学ぶということは、主流の勉強方法と言えるでしょう。
ほとんどのお子さんがこの方法で歴史学習に取り組まれているのではないかなと思います。
これらは目から絵や活字を読む勉強方法です。
日頃から読書が好きというお子さんは、本などから学ぶ目からの学習方法で十分に理解できると思います。
けれども最近は、子どもも大人も読書離れが進んでいます。
たとえ漫画であったとしても、読む力が弱いお子さんは文字を読めていない可能性があります。
まるで幼児が絵本を見ているときのように、絵だけを見て理解しているつもりになっているということがあるかもしれません。

私もかつてはこのように学習しましたが、日本史が全然覚えられなかったですし、一度覚えたこともすぐに忘れてしまいました^^;
耳から歴史を学ぶ勉強方法


今回、私がおすすめしたいのは「耳から聴く歴史の勉強方法」です。
教科書や学習まんがを読むより、もっと手軽に歴史の情報を頭に入れることができます。
特に、幼少期に読み聞かせをしっかりしてきたというお子さんは、耳から聴いたお話を理解することが得意です。
また、まだすらすらと文字を読めない幼児や小学校低学年のお子さんも耳から情報を集めることが得意です。
歴史の教材というと、本やまんがが多くありますが、音声の教材もいくつかあります。
音声の教材は、いつでもどこでも手軽に聴くことができ、お子さんのタイプによっては教科書やまんがよりも深く理解ができる可能性があります。
我が家には小学校2年生の娘がいますが、1年くらい前から歴史が大好きになりました。
まだ漢字が多い歴史の本を読むことは得意ではないのですが、歴史の知識はかなりあります。
娘は、歴史を聴いて覚えました。
耳から聴いた情報をもとに、自分で頭の中に映像を作り出して理解しているので、一度覚えたら忘れない長期記憶になっているようです。
日本史が覚えやすくなる音声教材


我が家が活用し、とても効果的だなと感じた2種類の音声教材を紹介します。
七田のれきし探訪
「れきし探訪」は、幼児教育で有名な七田から発売されている歴史のCDセットです。
日本史編・世界史編それぞれ9枚のCDがあります。
歌やお話で歴史の流れを聴くことができます。
クイズもありますので、知識を確認することもできます。
歴史に関する膨大な情報を、かけ流しでインプットできるのはとても効率の良い勉強方法だと思います。



何度かくり返し聞いていれば、日本史が自然と覚えられます。
日本史編
「日本史編」は、縄文時代から平成時代までの日本史の知識を身につけられる内容です。
歴史の流れをつかむためにはとても良い教材だと思います。
娘は5~6歳の頃から、れきし探訪を時々聴いていました。
最初は知っている単語にだけ「あっ、今、武田信玄って言った」とか「縄文土器だってー」などと反応していましたが、7歳の現在は意味もある程度理解しながら、ストーリーや歌もほとんど丸ごと覚えてしまったようです。
♪縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安~と歌ったりしています。



子どもの記憶力って本当にすごいです
れきし探訪についてはこちらに詳しく書いています。


世界史編
「世界史編」は、地域、年号、国の関係を楽しく身につけられる内容です。
世界史に興味のあるお子さんにはとてもおすすめです。



世界史と日本史と両方かけ流すと世界の流れがつかめそうですね。
Audible(オーディブル)
Audible(オーディブル)とは、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。
移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能。
オーディブルには日本史のお話も入っています。
✔「小学生のうちに知っておきたい!だれなに?日本史」シリーズ全10巻
✔「小学生のうちに知っておきたい!それなに?日本史」シリーズ全10巻
この2つのシリーズは、本当に優れています。
1巻が約1時間の内容なので、シリーズ全部で20時間ものボリュームがあります。
著者でもありナレーターでもある歴史楽しみ隊のホーリー隊長(堀口茉純さん)が、「ねえ、みんな知ってる~?」というような親しみやすい話し方で歴史のお話をしてくれます。
お話の途中で時々クイズもあり、楽しくお話を聴くことができます。
小学校低学年~中高生や大人でも、日本史の学習の入り口としてとても素晴らしいコンテンツだなと思っています。
このシリーズをいくつか聴いた頃に、「ママ~、ホーリー隊長の歴史のお話聞きたい!」と連日リクエストされるようになり、娘の日本史の導線に火がついたのを感じました.
オーディブルは、歴史以外にも子ども向けコンテンツが充実していますので、是非試していただきたいサービスです。
\いつでも解約可能 お気軽に! /



30日間視聴するだけでも、かなり役に立つと思います!
オーディブルの小学生におすすめ歴史コンテンツなどについてはこちらに詳しく書いています。


日本史が覚えられないときの勉強方法 まとめ


日本史が覚えられないというお子さんは、歴史の学習まんがを勧められる場合が多いです。
歴史の学習まんがを楽しく読めるお子さんであれば、歴史まんがはとても有効な勉強方法の一つだと思います。
けれども「歴史まんがに興味が持てない」「難しくて理解できない」というお子さんもいます。
そんなお子さんには、七田のれきし探訪やオーディブルを活用した耳からの勉強方法がおすすめです。
日本史が覚えられないと困っていたお子さんも歴史の流れをおおまかに理解したり、知っている歴史用語が増えることで歴史への興味や理解が深まることが期待できます。
また、歴史の知識がある程度あるお子さんも、七田のれきし探訪やオーディブルを活用することで、さらに記憶が定着していくでしょう。
この勉強方法は、幼児から始めることができ、中学受験、高校受験、大学受験にも効果的です。
暗記科目と言われる歴史をさらりと身につけてしまえば、その学習時間を他の学習に充てることができます。
耳からのインプット学習は日本史が覚えられないというお子さんにとってもおすすめの勉強方法です。
\だれなにシリーズ、これなにシリーズがおすすめ!/



ぜひ試してみて下さい^^
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