「こども夢の商店街」は、子どもが自分でお店を運営し、店主としての役割を体験できたり、お金や経済の仕組みを楽しく学べる人気イベントです。
会場には子どもたちの元気な声が響き、アイデアたっぷりのお店がたくさんありました。
この記事では、こども夢の商店街のお店屋さんを体験した口コミについてご紹介します。
こども夢の商店街で使用されているおむすび通貨や売れるものなどについてもまとめました。
- こども夢の商店街に興味がある
- おむすび通貨や売れるものが知りたい
こども夢の商店街とは

「こども夢の商店街」は、創意工夫して取り組む「お店屋さん」と、銀行や警察などのこども夢の商店街の運営に携わる「オシゴト」に挑戦することで、こどもたちが働くことの面白さと難しさを学ぶことができるキャリア教育イベントです。
こども夢の商店街は、関東を中心に全国の商業施設などで開催されています。
子ども達は、お店屋さんを運営したり、お仕事を体験して給料をもらったり、お客さんとして参加したりすることもできます。
こども夢の商店街のおむすび通貨

こども夢の商店街では、「おむすび通貨」という通貨を使用します。
子供達が稼ぐのは世界初の米本位制「おむすび通貨」。
1おむすび=50円
子どもたちは「おむすび通貨」を使って商品を購入したり、サービスを提供したりする体験ができ、楽しみながら経済の基本的な考え方を学ぶことができます。
おむすび通貨には有効期限があります。
※2024年11月のイベントで使用されていたおむすび通貨の有効期限は2025年2月28日でした。
お店屋さんは9おむすびもらえる
今回参加したこども夢の商店街のお店屋さんの出展料は700円でした。
当日に受付で、おつり用ということで9おむすび(450円)を受け取りました。
おむすび通貨のはどう使う?
当日会場で使う
おむすび通貨は、当日会場で買い物をして使うのが最もシンプルな使い方です。
お米と交換

当日、会場内でおむすび通貨をお米と交換することができます。
10おむすび=お米1キロ
一般のお店で使う
おむすび通貨を使うことができるお店がいくつかあります。
会場の近くや自宅周辺などにおむすび通貨が使えるお店があれば、そのお店でお買い物をすることができます。
こども夢の商店街 売れるもの

こども夢の商店街のお店屋さんでは、食べ物以外のものであえば何でも売ることができます。
こども夢の商店街のお店屋さんでは飲食物の販売はダメ。
フリーマーケットOK
手作り小物販売OK
くじ引きやゲームなどOK
お客さんは、受付で現金からおむすび通貨に両替をして買い物を楽しみます。
子ども達はおむすび通貨を手にしながら各お店屋さんを巡ります。
ほとんどのご家庭では大人はおむすび通貨を持っていないようすでした。
大人から見て「これはお買い得な商品だ!」と思うようなものでも、子どもが気に入らなければ売れません。
子ども目線で魅力的なもの
お客さんの多くは小学生くらいのお子さん。
おそらく10おむすび(500円)くらいを持ち歩いているようす。
1~2おむすび(50~100円)で買えるものがよく売れていました。
ビーズアクセサリー、小さなぬいぐるみ、くじ引きやゲームなどが人気でした。
価値があっても売れないもの
例えば娘のお店でこちらの商品を販売しました。
公文の公式ショップでは定価4400円で販売されている知育玩具で、メルカリなどのフリマアプリでも1500円以上で取引されています。
それを娘のショップではなんと5おむすび(250円)で販売しました。
かなりお買い得ですよね。
しかし、最後まで売れませんでした。
保護者の方がかわるがわるご覧になっていたようでしたが、大人はおむすび通貨を持っていなかったようすだったとのことです。
洋服や靴、絵本や児童書などもあまり売れてなかったです。
こども夢の商店街お店屋さん 口コミ

今回、こども夢の商店街に参加することは初めてでした。
我が家はフリーマーケットで使わなくなったおもちゃや小物類を中心に販売。
お客さんの気持ちを想像しながら、値段を決めたり、包装を工夫したり楽しく準備をしました。
当日は、お客さんとのコミュニケーションも楽しかったようです。
他のお子さん達が出しているお店を観察して、「次は手作りアクセサリーを売ってみたい」「こんな風に看板やディスプレイを工夫したい」など大きな刺激になったよう。
次の機会があればまたお店屋さんをやりたいと思っているようです。
保護者としては、初めて会うお客さんと笑顔で接客しているようすを見てとても成長を感じました。
こども夢の商店街のお店屋さんの店長を経験して、家賃、原価、労働などを実際の体験を通じて学べるのはとても良い機会だと感じました。
お金の教育 体験型イベント

子どもには、お金の価値や大切さを知り、将来はしっかりとした経済力を身につけてもらいたいと思い、これまでもいくつかのお金に関する体験型のイベントに参加してきました。
そのいくつかを紹介します。
キッズマネースクール
キッズマネースクールは、ファイナンシャルプランナーさんからお金について親子で学ぶことができる体験型のイベントです。
お金に関する子ども向けの講習の後に、おもちゃのお金を使ってお店屋さん体験をすることができます。
保護者向けに資産形成についてのお話も聞くことができます。
全国各地で開催されています。

キッズフリマ
キッズフリマは、お店屋さんもお客さんも子どもだけというフリーマーケットのイベントです。
キッズフリマは、おもちゃや子ども用品のリユースを目的としているため、手作りの品を販売することなどは禁止されています。
こちらのイベントも全国各地で開催されています。

子ども向けのお金の教育本

お金について学べる、子ども向けの絵本やドリルがあるので紹介します。
どれも分かりやすくお金について書かれているので、イベントに参加する前に親子で読んでみることもおすすめです。
おかねはどこからやってくる?
キッズマネースクールの人気講師の方が書いた本です。
小さなお子さんにもおすすめの絵本です。
100円たんけん
小さな子どもが商店街の商品を見ながら、「100円で買えるもの、100円の価値」を考えるものがたりです。
楽しく読むことができてお金の価値についてイメージすることができるようになると思います。
5~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。
お金のドリル
キャッシュレスの時代だからこそ、きちんとお金の計算ができるように育てたいですね。
学校では教えてくれない大切なこと3 お金
小学校中学年くらいのお子さんにはこちらの本がおすすめです。
10歳から知っておきたいお金の心得
文字が大きくてイラストが豊富に使われているので、小学生でもむりなく読み進められる本です。
こども夢の商店街 口コミ まとめ

先日、娘はこども夢の商店街のお店屋さんに初めて参加しました。
店長として一人でお店を開いたこと、他のお子さん達がさまざまなアイデアでお店を運営しているのを見たことで大きな学びを得たよう。
キッズマネースクールやキッズフリマなど、子どもが経済を楽しく自然に学べる体験イベントが日本各地で開催されています。
お金や経済に関する子ども向けの本もたくさん販売されています。
お金は生きていく上でとても重要。
お金に関する学びのサポートはしっかりしてあげたいですね。
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