東京都八王子市にある高尾山は、子連れや初心者でも登山を楽しめる山として有名です。
高尾山までの電車でアクセスは主に新宿から京王線か中央線で約1時間。
電車で座って行けるといいのですが、一般の電車では混雑していて座れない場合もあります。
実は「高尾山口までは電車で座って行きたい!」という方におすすめのアクセス方法があります。
それは「京王Mt.TAKAO号」という座席指定ができる京王線の電車です。
今回は「京王Mt.TAKAO号」について紹介します。
京王Mt.TAKAO号はお子さま連れにも大変おすすめです。
- 高尾山登山に電車で行く予定があり、高尾山口まで電車で座って行きたい
- 子連れで高尾山に行こうと思っている
高尾山登山のアクセスに京王Mt.TAKAO号
京王Mt.TAKAO号とは、新宿~高尾山口までを最速で43分で結ぶ京王線の列車です。
以前は臨時便として運行されていましたが、2022年3月から土休日のみ通年運行に変わりました。
往路は明大前に停車するだけで、明大前〜高尾山口はノンストップです
京王Mt.TAKAO号の料金
京王Mt.TAKAO号は、乗車券のほかに座席指定券が必要で、全車指定席です。
大人料金
新宿駅から高尾山口までの大人乗車券は430円。
座席指定券は410円です。
新宿から高尾山口まで840円になります。
大人)430円+410円=840円
子ども料金(小学生以上)
新宿駅から高尾山口までの子ども乗車券は220円。
座席指定券は大人と同じ410円です。
新宿から高尾山口まで630円になります。
子ども)220円+410円=630円
※未就学児も座席を必要とする場合には、座席指定券の410円は必要になります。
京王Mt.TAKAO号の時刻表
新宿→高尾山口
新宿出発、高尾山口行きは午前中の3便のみです。
新宿発 | 明大前 | 高尾山口着 | |
1号 | 9:00 | 9:06 | 9:43 |
3号 | 10:00 | 10:06 | 10:46 |
5号 | 11:00 | 11:06 | 11:45 |
高尾山口→新宿
高尾山口発、新宿行きは午後の4便のみです。
高尾山口を出発後は、高尾、めじろ台、北野、高幡不動、聖蹟桜ヶ丘、分倍河原、府中、明大前、新宿に停まります。
高尾山口発 | 新宿着 | |
2号 | 14:15 | 15:09 |
4号 | 15:15 | 16:07 |
6号 | 16:15 | 17:09 |
8号 | 17:15 | 18:09 |
京王Mt.TAKAO号のチケット購入方法
京王Mt.TAKAO号のチケットの購入方法は、当日に駅の券売機で購入するか、事前にWEBで購入するかになります。
当日に駅の券売機で購入する
乗車当日に、京王ライナー・Mt.TAKAO号乗車駅の券売機にて購入することができます。
✓チケット購入は当日分のみ
✓事前の予約購入不可
✓座席の選択不可
WEBで購入
京王チケットレスサービスから購入することができます。
✓会員登録必要
✓7日前から購入可能
✓スマートフォン・パソコンから座席指定券を購入可
✓座席の選択可能
✓駅での発券は不要
✓クレジットカードまたはPayPayでの決済
車窓からの景色を楽しみたい方は、5列目、8列目、11列目の席がおすすめです!
京王Mt.TAKAO号の車内設備
京王Mt.TAKAO号の座席は片側2席ずつ。
座席には電源コンセントがあり、フリーWi-Fiもあります。
京王Mt.TAKAO号はこんな方におすすめ
冬場を除いては、一年を通して土日祝日の高尾山登山は大変混雑します。
特に土日祝日の朝の時間帯は登山客が集中して大変混み合うので、Mt.TAKAO号でゆったりと高尾山口に向かうことはおすすめです。
- 電車(新宿⇔高尾山口)で必ず座って行きたい方
- 体力にあまり自信がない方
- お子様連れの家族
帰り便の京王Mt.TAKAO号の利用について
帰りの便に関してMt.TAKAO号を利用する場合としない場合について説明します。
帰り便もMt.TAKAO号を利用する場合
初心者や子連れの方などは、高尾山登山の所要時間の見通しが立たないということもあります。
Mt.TAKAO号の何時頃の便を予約すればいいかよく分からないという場合は、16:15か17:15分の遅めの便を予約して、駅周辺で時間調整をするのもおすすめです。
高尾山口駅には直結で極楽湯という日帰り温泉がありますし、駅から徒歩1~2分の距離に高尾山トリックアート美術館もあります。
高尾山トリックアート美術館は、通路が狭くエレベーターもないので、階段がきつい方やベビーカーの方にはおすすめではありません^^;
帰り便はMt.TAKAO号を利用しない場合
昨年の秋のある日曜日に高尾山登山に行きましたが、朝は登山客が集中し大変混み合うものの、帰りの電車はそれほど混雑はありませんでした。
そして高尾山口が始発なので乗車時から座ることができました。
子連れでの登山は帰りの時間を予測することが少し難しいので、朝のMt.TAKAO号のみを予約して、帰りは一般列車で帰るという計画でも大丈夫かもしれません。
ただ、紅葉時期のハイシーズンには多くの登山客が高尾山に来ますので、帰りの電車で座れなくなる可能性はあります。
Mt.TAKAO号は、座席が空いていれば当日に券売機やWEBで座席指定券を購入することができますので、その時の状況に応じて利用するかしないかを判断しても良いと思います。
子連れ登山の所要時間の目安はこちらの記事が参考になると思います。
高尾山へのアクセスはMt.TAKAO号がおすすめ まとめ
京王Mt.TAKAO号は、全席指定席なので、新宿から高尾山口まで必ず座って行くことができます。
子連れのご家族や、ゆったりと高尾山口まで向かいたいという方にはとてもおすすめの列車です。
帰りの便の利用は、季節や当日の状況に応じてご判断ください。
Mt.TAKAO号は土日祝日のみの運行で、予約は7日前からWEBで行えます。
是非利用してみて下さい。
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