小学生の娘がガールスカウトに所属して1年が経ちました。
ガールスカウトに興味があっても、実際に活動している人って多くないので、リアルな体験談を聞く機会って少ないように思います。
ガールスカウトがどんな活動をしているのか、費用はどのくらいかかるのかなど、分からないことが多いですよね。
この記事では、ガールスカウトについての口コミ情報をまとめました。
・ガールスカウトに興味がある
・ガールスカウトのリアルな活動について知りたい
この記事を書いた人

ガールスカウト歴1年の娘がいます。
家庭学習や習い事について発信しています。
ガールスカウトの活動

ガールスカウトには、「すべての少女と女性が自分らしく生きられる社会」を目指して行動する女性を育てるというビジョンがあります。
1.自己啓発
興味をもったことに挑戦し、自分で考えて実行する力を身につける。
2.人とのまじわり
さまざまな人との交流を通じて互いに尊重しあうことを学ぶ。
3.自然とともに
野外活動を通じていのちや自然の大切さを身近に感じる。
ビジョンや活動のポイントは、日本中のガールスカウトで共通ですが、実際の活動内容は所属する団によってさまざま。
この記事では、娘が所属している団についての口コミを紹介しますが、団によって活動内容が異なるかもしれませんので、ご了承ください。
ガールスカウトの実際の活動

活動の頻度
ガールスカウトの集まりは「集会」と呼ばれます。
集会の頻度は月に2~3回。
主に日曜日の午前中に活動しています。
活動の内容
普段のガールスカウトの活動には、屋内の活動と、屋外の活動があります。
屋内での活動
イベントの準備、話し合い、キャンプの準備、料理など。
屋外での活動
キャンプ、科学館、リサイクルセンター、地元のおまつり、地域行事の手伝い、式典出席、植樹活動、募金活動など。
ガールスカウトの日本連盟や東京都連盟の活動に参加することもあります。
キャンプ
ガールスカウトのメインの活動といえばキャンプ!
キャンプの日数は団によって異なります。
娘が所属している団は、1年に2回のキャンプ(各3泊)があり、年長~小3までのブラウニーは舎営(宿泊施設に泊まる)、小4以上のスカウトは野営(テントに泊まる)です。

知人のお子さんが所属している団は、キャンプは1年に1回(1泊)のみだそうです。団によって全然違いますね。
ガールスカウトの費用


1年間の活動費用
ガールスカウトの費用は次の通りです。
・日本連盟会費 4,000円(1年間)
・ガールスカウト保険 450円(1年間)
・団活動費(キャンプ積み立て含む)4000円(1か月)
・ユニホーム代一式 1~2万円
※ブラウス、キュロットスカート、ポロシャツ、ハット、ソックス、その他小物など
・キャンプ費用は1回約35,000円。
年度末に不足分を清算するとのこと。
実際にかかる費用は、1年間で約10万円前後になりそうです。
リーダーはボランティア
ガールスカウトには、活動を支えて下さっているリーダーさんたちがいます。
リーダーは、主にガールスカウトの経験者で特別な研修を受けてリーダーの資格を取得されている方々です。
ボランティアで、ガールスカウト活動を支援してくださっています。



リーダーさん達にはとても感謝しています。
保護者も活動に参加する?


ガールスカウトについて少しご存じの方は、保護者の活動への参加頻度が気になるかもしれません。
実際に、保護者が何らかの活動に協力する機会は時々あります。
しかし、もちろん強制ではありません。
リーダーさん達がボランティアで子ども達の活動を支えて下さっているので、保護者もできるだけ協力するようにしています。
ガールスカウトでお会いする保護者は、誠実で人柄がいい方が多い印象。
ガールスカウトの活動を通じで保護者同士の交流がもてることもとても楽しいです。
ガールスカウトのいいところ


ガールスカウトを始めてよかったなと思うことを紹介します。
他学年との交流
ガールスカウトでは、年長さん~中高生の女の子たちと交流があります。
娘は一人っ子なので、普段の生活で会うのは同級生ばかり。
年上の子とも、年下の子とも一緒に過ごすことがあまりありません。
活動の中で、年上のリーダーやお姉さんたちに温かく見守られ、年下の子どもたちには思いやりを持って接する姿に、子どもの成長を実感します。
人と人との結びつき
ガールスカウトは人と人との結びつきを大切にします。
集会の終わりには、必ず輪になって手を取り合い歌を歌います。
ガールスカウトで電車での移動の時、長距離移動であってもスマホや本で時間をつぶすということはしません。
車内がそれほど混雑していなければ、小さな声でこそこそと伝言ゲームをしたり、クイズをしたりして過ごします。
そんな風に同じ時間を過ごす子どもたちはまるで親戚のようだなと感じます。
ガールスカウトでは、他の団との交流もあります。
活動する地域や年代が違っても、「ガールスカウト」という共通のつながりがあることで、すぐに打ち解け、一緒に学びや経験を共有できるのが魅力です。
人との関りが希薄になりつつある現代の子ども達だからこそ、ガールスカウトでのリアルなつながりや助け合いの経験が、豊かな人間関係を築く力につながるのではないかなと思っています。
社会貢献の意識が育つ
駅前での募金活動、高齢者施設への訪問や奉仕、植樹活動などを通じて、社会の役に立つことの喜びを知ることができます。
学校でも家庭でもできないような社会貢献活動に参加する貴重な機会があることは、ガールスカウトの魅力の一つです。
キャンプ!
ガールスカウトの活動のメインはキャンプ!
娘が所属している団は3泊4日のキャンプが1年に2回あります。
自然の中で、経験豊かなリーダーにテントの張り方、火の起こし方、料理などを教わりながら、仲間とたっぷりと野外活動をさせていただけることが何よりも最高の経験。
キャンプ最終日に行われるキャンプファイヤーもとても楽しく、また感動的です。
自然の中で、人と人が協力して生きていく力を養ってくれるキャンプは子どもを大きく成長させてくれます。
ガールスカウト 口コミ まとめ


この記事では、娘がガールスカウトを1年間経験した口コミについて紹介しました。
社会のデジタル化や忙しさ、個人主義の強まりなどにより、人と人とのつながりが薄れつつある現代。
そんな中、ガールスカウトの活動を通じて、子どもたちは失われつつある大切な価値観や人との関わり方を学ぶことができます。
ガールスカウトを始めて良かったと心から思っています。
現在はまだ小学生ですが、中学・高校に進学してもガールスカウトの活動は続けていく予定です。
ガールスカウトに興味がある方は、ぜひお近くの団に問い合わせてみて下さいね。


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