6年間の小学校生活を共に過ごしたランドセルは、子どもにとっても保護者にとっても思い入れがあり手放しにくいものですね。
卒業後にランドセルをどうするのか悩む保護者は少なくありません。
そのまま捨ててしまうのはもったいない、だからといって他に使い道もない。
家に何となくそのまま置きっぱなしになっているご家庭も多いようです。
最近は中古ランドセルを処分せずに、寄付やリメイクする方も増えているということ。
今回は「中古ランドセルを処分せずに寄付やリメイクで有効活用する方法」について考えてみたいと思います。
- 使い終わったランドセルをどうしようかと迷っている
- ランドセルは捨てずに有効活用したい
中古ランドセルをリメイクする
リメイクサービスを利用する
使い終わったランドセルから、小さなランドセル、財布やキーケースなどにリメイクしてくれるサービスがあります。
リメイクするアイテム数にもよりますが、費用は6000円~15000円前後のところが多いようです。
こちらで紹介している工房は、口コミの評価がとても高いところばかりです。
6980円
13800円
15800円
15800円
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税の返礼品としてランドセルのリメイクのサービスを提供している自治体もあります。
50000円
67000円
ふるさと納税を上手に活用できるとお得感がありますね
中古ランドセルを海外に寄付する
ランドセルを海外の発展途上国に寄付する活動をしている団体がいくつかあります。
いくつかの団体を調べましたが、送料の負担なくランドセルを引き取ってくれる団体は基本的にはなさそうです。
ランドセルを海外に運ぶには輸送費がかかりますので、輸送費としてランドセル1つあたり約2000円の金額を寄付する必要があるところが多いよう。
「箱詰めして、あて名を書き、送料を負担して送る」となると少しハードルが高いランドセルの寄付ですが、比較的手軽にランドセルの寄付を行えるのが「イオン思い出のランドセルギフト」です。
イオン思い出のランドセルギフト
イオンでは、国際協力ジョイセフとともに「イオン思い出のランドセルギフト」という活動を行っています。
2024年は、4月1日~4月30日の期間に全国のイオンにてランドセルの寄付の受付をします。
アフガニスタンまでの送料負担として2500円の寄付が必要になります。
✓受付期間は4月1日~4月30日
✓受付場所は全国のイオン
✓送料として2500円の寄付が必要
✓国際協力NGOジョイセフに協力
✓ランドセルの送り先はアフガニスタン
イオンに持ち込んで預けられるのは簡単でいいですね
海外輸送費無料で引き取ってくれる団体
ランドセルを国内の集荷所に送るための送料の負担はありますが、海外輸送費は無料の団体を紹介します。
クラレ
ランドセルの人工皮革素材クラリーノを製造するクラレでは、2004年から「ランドセルは海を越えて」キャンペーンを行い、アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈っています。
※ただし、一部でも豚革を使用したランドセルは、宗教上の理由でアフガニスタンに届けることができないことがあります。
【寄付の手順】
Webで応募した後、メールで送られてくる倉庫の住所(首都圏内)へランドセルを発送すれば完了です。倉庫までの送料は自己負担となりますが、海外輸送費は無料です。
申し込みは「ランドセルは海を越えて」のホームページに案内があります。
\詳しい案内はこちらから/
「ランドセルは海を越えて」の本は、ランドセルをアフガニスタンの子ども達に役立てられていることが伝わる写真絵本です。
小学生のお子さんへの読み聞かせにとてもおすすめです。
エコトレーディング
リサイクルショップのエコトレーディングでは、ランドセルのリユースを目的としてタイやフィリピンのリサイクルショップに届けたり、その売り上げの一部を現地の孤児院などに寄付したりしています。
募集は常時行われていて事前の申し込みも不要なので、思い立ったときにすぐに寄付ができます。
店舗までの送料は送り主の負担になります。
【寄付の手順】
送料元払いにて、下記の住所にランドセルを送るのみです。
※お近くにお住まいの方は、下記の店舗へ直接持ち込むことも可能です。
ランドセルの送付先
〒485-0072 愛知県小牧市元町2-181「エコトレーディング小牧支店」
NPO法人 国際子供友好協会
千葉に拠点を置くNPO法人国際子供友好協会では、ランドセルやおもちゃ、ぬいぐるみなどの不用品を引き取り、アジアの子どもたちに届けています。
募集は常時行われていて事前の申し込みも不要なので、思い立ったときにすぐに寄付ができます。
下記の住所までの送料は送り主の負担になります。
【寄付の手順】
送料元払いにて、下記の住所にランドセルを送るのみです。
※相談の上、持ち込みも可能です。
ランドセルの送付先
〒285-0852 千葉県佐倉市青菅443「NPO法人 国際子供友好協会」
TEL 043-464-3555
フリマアプリで販売してみる
最近のランドセルは6年使ってもわりとキレイ。
特に人工合皮のランドセルは、メンテナンスしなくてもへたることなく、まるで新しいランドセルのようなものもあります。
もし状態がいいものであれば、役目を終えたランドセルを試しにフリマアプリで販売してみてはいかがでしょうか。
個人的には、日本国内でもランドセルのリユースがもっと行われるようになればいいなと思っています。
誰かに使ってもらえるといいですね^^
中古ランドセルはどうする? まとめ
6年間の役目を終えたランドセル。
思い出のつまったランドセルを、処分せずに小物類にリメイクして更に大切に使っていくことは素敵ですね。
また、海外の発展途上国の子ども達に寄付して使い続けてもらうことも素晴らしいことだと思います。
状態の良いものであれば国内のお子さんにまだまだ使ってもらえるかもしれません。
フリマアプリで一定期間販売してみることもおすすめです。
最近のランドセルは丈夫で長持ちするので、6年間で処分するのではなく、リメイク使い続けたり、どこかで誰かの役に立つといいなと思っています。
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